IT用語をイメージしやすく簡潔に
◆アジャイル開発
短いサイクルでパーツ(機能)ごとに「計画→設計→テスト→実装」を繰り返しスピーディに開発を行う手法。途中変更があることを想定してパーツに分かれて開発されているため様々な変更に柔軟に対応できるが、スケジュール管理が難しい。
◆ウォーターフォール開発
その名の通り水が上から下まで落ちていくように最初の工程から最後の工程まで1つずつ順番に完了させる手法。計画の段階で機能が決定し後戻りしない。途中の変更は対応が困難だが、スケジュール管理がしやすい。
◆オンプレミス
コンピュータやシステムを自社に置き、自分たちで管理運用すること。
◆業務システム
仕事をするために使うコンピュータシステム。元々は人間が行っていた作業をコンピュータが部分的に代行してくれる。代表的なものに人事労務、勤怠管理、給与管理、生産管理、在庫管理、売上管理などの業務システムがある。
◆クラウドサービス
クラウドはネットワーク上にあるが、実態が見えないもの。そのクラウド(外部)にデータやシステムを置き、利用者はインターネットを通じてデータはどこに?管理は誰が?などを意識することなく利用できるサービスのこと。
◆サーバー
ネットワークを通じて他のコンピュータにサービスを提供する側のコンピュータ。利用者から届いた情報を処理したり、利用者からの要求に応じてコンテンツを提供したりすることができる。
◆データベース
情報(データ)入れておくための箱、その中に入っているデータの集まり。入れられた情報は整理整頓され簡単に取出・追加・変更できるようになっている。
◆ドメイン名
インターネット上にあるサイトの住所。
https://www.maam.net →「maam.net」がドメイン名。
「maam」部分には好きな文字列を指定することもできる、「.net」部分には「.com」や「.co.jp」などがあり施設の分類で指定できないものもある。
ただし、同じ住所は存在できないので早い者勝ちとなる。
◆ネットワーク
コンピュータが2つ以上つながっていて互いに情報のやり取りをできる状態のこと。
◆プログラミング
人間とコンピュータがやり取りするための言語(プログラミング言語)を使って、コンピュータへの命令を作ること。
◆保守メンテナンス
ネットワークやシステム、ハードウェアなどが正常な状態を保てるよう点検・監視すること。万が一不具合が起きた場合には修理・修正を行い速やかに復旧させること。
◆要件定義
開発者側が顧客が解決したいと考えている課題や導入希望のシステムをヒアリングし、システムの目的や役割を明確化した上で実装すべき機能や仕様をまとめる作業のこと。
◆httpとhttps
httpはインターネット通信のルールの1つで、例えばパソコンの機種が違っていたりブラウザがChromeやEdgeのように違っていてもホームページ表示できるようになっている。httpsは通信が暗号化されてセキュリティが高くなったhttpのこと。
◆Webアプリケーション
PC端末にソフトウェアをインストールせずにWebブラウザからアクセス可能なアプリケーション(システム)。
※ITに関係する用語をイメージしやすいよう簡単に説明しています。